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    屋根・外壁材

テクノデザインは、屋根および外壁に断熱一体型のガルバリウム鋼板をお勧めしております。
スタイリッシュでモダンな外観をご希望の方には特にお勧めいたします。
ガルバリウム鋼板は、屋根及び外壁に広く用いられています。

ガルバリウムとは亜鉛とアルミシリコンを組み合わせた合金のことで、ガルバリウムでメッキを施した鉄=鋼板がガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板のメッキ層は、アルミニウム、亜鉛及びシリコンで構成されており、これにより高い防サビ性と耐久性を発揮します。

ガルバリウム鋼板のメリット

耐久性に優れている
ガルバリウム鋼板は、錆びにくい亜鉛と耐久性の高いアルミを組み合わせた素材で、従来のトタンより3〜6倍長持ちします。さらに、紫外線に強い樹脂をコーティングした製品もあり、より高い耐久性が期待できます。

耐熱性が高い
アルミを多く含むことで、熱にも強いのが特徴です。真夏の直射日光や高温環境にも耐えられるため、屋根材として安心して使えます。

耐震性に優れている
屋根が軽いと、地震の揺れが建物に伝わりにくくなります。ガルバリウム鋼板は瓦の約10分の1の重さで非常に軽く、地震の際も揺れが少なく構造への負担を軽減します。屋根だけでなく外壁にも使えば、さらに地震に強い建物になります。

加工がしやすい
柔らかいメッキ層により、複雑な形にも柔軟に対応できます。多様なデザインや屋根の形状に合わせた施工が可能で、設計の自由度も高まります。

ガルバリウム鋼板のデメリット

断熱性が低い
金属製のため、瓦に比べて断熱性は劣ります。夏の強い日差しを直接受けやすく、断熱材との併用が必要になる場合もあります。

アルカリ性に弱い
落ち葉や鳥のフン、海風などのアルカリ性物質が長期間付着すると、錆びや劣化の原因になります。

特に木の多い場所では、屋根に落ち葉が溜まらないよう定期的な点検が大切です。

傾斜のある屋根なら比較的安心ですが、緩やかな屋根は注意が必要です。

勾配がない屋根には不向き
平らな屋根では雨水が溜まりやすく、ガルバリウム鋼板に浸水のリスクが生じます。そのため、ある程度の勾配がある屋根での使用が適しています。

ガルバリウム鋼板は10~15年に1回のメンテナンスをおすすめします

屋根・外壁材

メンテナンスを実施しないと経年劣化が進み、本来の耐用年数を迎えられない可能性もあります。

※10〜15年に1回は業者(当社も含めて)にメンテナンスを依頼してください。

ご希望により、外壁に窯業系サイディングも対応可能です

窯業系サイディングとは、セメントなどを主成分とした板状の外壁材で、防火性に優れ、丈夫でしなやかな特徴があります。

テクノデザインでは、これを取り付ける際に「通気金具工法」を採用しています。
この工法は、外壁の内側に金具を使ってサイディングを固定する方法で、外壁の裏側に空気の通り道(通気層)を確保できるのが特徴です。

通気層があることで湿気がこもりにくく、結露や雨水の侵入を防ぎ、外壁の劣化を抑える効果があります。