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仕様と性能と素材

  • 吹付断熱工法(アクアフォームNEO・アクアフオーム)

    #断熱・気密性能

    吹付硬質ウレタンフォーム

アクアフォームNEO(吹付硬質ウレタンフォーム)

超高気密高断熱を求めるなら、吹付け断熱の最高峰であるアクアフォームNEOをお勧めします。

現場で吹き付けて発泡施工するので気密性も万全です。

アクアフォームNEOは独立気泡構造の硬質ウレタンという高い断熱性を備えた素材で、これを現場で吹付け発泡して構造材に密着させます。隙間のない施工で気密性を確保するので、高い断熱性能を最大限に引き出すことができます。

最上級の断熱性能を持ち、現場での吹付け施工により高い気密性を確保できます。
性能をグレードアップした新しい吹付け硬質ウレタンフォームです。

アクアフォームNEOは、独立気泡で、その密度は後述するアクアフォームの約3倍あります

一つ一つ独立した無数の気泡が集合し熱伝導や透湿を抑制し、しっかり断熱します。

また、アクアフォームNEOは発泡剤HFOを採用しフロンガスを使っていないため、安全性が高く、地球に優しい断熱材です。

光熱費を抑えながら夏は涼しく、冬は温かい快適さと健康を両立した住まいを手に入れることができます

2022年に改定された断熱性に関する国の新基準となる断熱等級5・6・7に対応。断熱性と透湿抵抗が高く、壁内結露やカビの発生を抑え建物の耐久性維持に貢献し、資産価値を守ります。

2030年までに標準的な新築住宅でZEHの実現を目指す目標や、HEAT20がめざす省エネ住宅の、最高レベルの水準にフレキシブルに対応します。
アクアフォームNEOと下記アクアフォームの違い アクアフォームが連続気泡であるのに対して、アクアフォームNEOは独立気泡です。

アクアフォームはガスが含まれませんが、アクアフォームNEOにはHFOという環境特性の高い発泡剤が使われており、しかも密度がアクアフォームの3倍あります。もちろんその分コストは高くなります。

  • アクアフォームNEOはその他の吹付けウレタンと区別しやすくするためにピンク色となるように配合しております。
  • アクアフォームNEOは難燃性を発揮できるような配合ですので、燃えにくい資材です。
  • アクアフォームNEOは透湿抵抗の大きな「建築物断熱用硬質ウレタンフォームA種1H」に分類されており、省エネルギー基準によって防湿層の設置は必要ありません。
ZEHイメージ画像

その他の吹付断熱工法(アクアフオーム)

アクアフォームとは

住宅の躯体に直接吹付けて発泡させるアクアフォームは、隙間なく一体化した断熱材構造により優れた気密性を発揮します。

アクアフォームは国内トップシェア*を誇り、高い断熱効果を発揮。

住宅の躯体に直接吹付けて発泡させるアクアフォームは、隙間なく一体化した断熱材構造により優れた気密性を発揮します。
(*株式会社富士経済「住宅設備・建材市場トレンドデータ便覧2024」)

 

硬質ウレタンフォームを現場で水の力により発泡し、吹付け施工する今までにない断熱材です。

従来のグラスウールなどの断熱材は現場の施工部分に合わせてカットし、貼っていくため隙間ができてしまうことがありましたが、アクアフォームでは細かい部分にも隙間なく充填でき、接着性も高いため安定した断熱効果を得ることができます

アクアフォームの特徴

①国内で多く採用されている吹付断熱工法

アクアフォームは、国内で多く採用されている吹付断熱工法です。

アクアフォームは空気による断熱効果を利用しています。気泡中と大気中の空気は同じ成分なので性能が変わりません。

②高い断熱性能

繊維系断熱材等や同種のウレタンフォームと比較して熱伝導率が低いため薄い厚みでも断熱効果が得られ、省エネ性能を向上させます。

③優れた気密性

吹付け施工により隙間なく充填することで非常に高い気密性が得られ、冷暖房効率を向上させ建物全体のエネルギー消費が抑えられます

また、隙間の生じないアクアフォームでは、従来隙間から入り込んでいた外部の騒音や気になる内部の生活音の漏れを遮断します。

④防湿性

透湿抵抗を有しており、一定の湿気進入を防ぐことができ、断熱性能とあいまって結露を防ぐことによりカビや腐食のリスクを低減し、住宅の耐久性を高めます

アクアフォームは繊維系断熱材に比べ透湿抵抗が高く湿気を通しにくい断熱材です。また通気層や防湿層を設置することで結露の発生を抑止します。

※アクアフォーム(吹付け硬質ウレタンフォームA種3)は、省エネ基準上では室内側に防湿層が必要ですが、条件を満たせば省略できる規定があります。

⑤防耐火性能防耐火構造認定書

様々な防耐火構造性能認定を得ており、火災時においても燃焼が抑えられるように設計されています。

アクアフォームは熱硬化性プラスチックで、高温になっても液化しません。火災の際には約300〜400°Cで固体の状態で燃焼し、二酸化炭素などを発生し、そのもの自体は炭化します。

⑥施工の簡易性とフォームの柔軟性

複雑な形状の部位や狭い空間にも施工が可能であり、施工後も収縮や割れが少なく、長期にわたって安定した性能を維持します。

アクアフォームLITE

安心な家づくり

人・家・環境にやさしく、持続可能な社会に貢献する断熱材です!

アクアフォームLITEは、繊維系よりも熱伝導率が低く、省エネ効果に優れています。

優れた気密性と防湿性により結露やカビを防ぎ、耐久性を向上。
防耐火性能も備え、複雑な場所にも施工が可能です。環境に配慮した植物由来の原料を使用しています。

アクアフォームLITEの特徴

  1. 高い断熱性能
    繊維系断熱材等と比較して熱伝導率が低いため、高い断熱効果が得られ、省エネ性能を向上させます。
  2.  優れた気密性
    吹付け施工により隙間なく充填することで非常に高い気密性が得られ、冷暖房効率を上昇させ建物全体のエネルギー消費が抑えられます。
  3.  防湿性
    透湿抵抗を有しており、一定の湿気進入を防ぐことができ、断熱性とあいまって結露を防ぐことによりカビや腐食のリスクを低減し、住宅の耐久性を高めます。
  4.  防耐火性能防耐火構造認定書
    様々な防耐火性能認定を得ており、火災時においても燃焼が抑えられるように設計されています。
  5.  施工の簡易性とフォームの柔軟性
    複雑な形状の部位や狭い空間にも施工が可能であり、施工後も収縮や割れが少なく、長期にわたって安定した性能を提供します。
  6.  環境への配慮
    環境に配慮した植物由来の原料が使用されており、製造過程や使用時においても環境負荷が低減され、地球環境にも優しい素材です。