木造軸組み工法

テクノデザインでは日本の伝統的な在来工法（木造軸組工法）の良さを生かし、その弱点を補うために各種新工法や新建材などを採り入れて、高耐久性・高耐震性・高気密性及び高断熱性の向上を図っております。
構造材はオール乾燥材　　F☆☆☆☆
※お施主様のご希望でお施主様の建物に関する構造材、羽柄材及び金物に係る資料一式をお渡ししております。
柱、土台及び大引き根太は国産ヒノキ材を採用しております。

• 自由度の高い設計が可能
  木造軸組工法は間取りや窓の位置などを柔軟に設計でき、将来の家族構成やライフスタイルの変化にも対応しやすいのが特長です。
• 日本の風土に合っている
  木材の調湿性や断熱性により、日本の高温多湿な気候に適した快適な室内環境を保てます。木材の利用は環境配慮にもつながります。
• 通気性がよい
  壁や床下に通気層を設けやすく、湿気を逃がして木材の腐食やシロアリ被害を防ぎやすい構造です。
• 調湿効果
  木材は湿度を吸収・放出する力があり、季節によって変わる湿度を調整して室内環境を快適に保ちます。
• 耐火性が高い
  木材は燃えにくく、炭化しても構造を保つ時間があるため、火災時に避難時間を確保しやすい特長があります。
• 増改築しやすい
  構造がシンプルなため、壁の撤去や増築などのリフォームが比較的容易に行えます。
• 建築コストを抑えられる
  木材は軽くて扱いやすく、施工や運搬のコストが抑えられることが多く、コストパフォーマンスに優れています。
• 耐熱性が高い
  木材は熱を伝えにくく、手に触れても熱くなりにくいため、快適な住まいづくりに適しています。温かみのある質感も魅力です。

木造軸組工法にもデメリットがあります。

防音性が高くない
木造は遮音性が低いため、外部の騒音が室内に入りやすく、音漏れも起こりやすい傾向があります。

気密性が低いため冷暖房効率が落ちやすい
通気性が高い反面、気密性が低くなりやすく、冷暖房の効率が下がることがあります。

シロアリなどの害虫に注意が必要
木造はシロアリ被害を受けやすいため、防蟻処理や定期的なメンテナンスが重要です。

工期が比較的長い
現場での手作業が多いため、他の工法よりも完成までに時間がかかることがあります。ただし、近年はプレカット技術（※1）により短縮傾向です。

施工品質に差が出やすい
職人の技術力が品質に直結するため、施工者によって仕上がりに差が出やすい点があります。（※2）

木材の品質によって性能に差が出る
天然素材である木材は、含水率や種類によって強度や仕上がりにばらつきが生じることがあります。選定には注意が必要です。

※プレカットとは…

工場で木材を事前に加工することで、現場での作業効率が上がり、工期が短縮されます。

全ての木材加工の工程をコンピューター制御による機械で行います。

従来木材の加工は、大工さんが現場で柱や梁などに墨付けをし、ノミやカンナなどを使っておこなっており、加工に要する作業時間が長くかかっていました。

プレカット加工によって、建築現場で大工さんは構造躯体の組み立てや造作工事に集中することができ、工期短縮も実現するようになりました。

※2　テクノデザインでは、熟練の職人が高いプロ意識を持って住宅施工を行い、安心・安全な住まいづくりを支えています。

使用する構造材はすべて含水率15％前後の乾燥材で品質も安定。

木造軸組工法に加え、耐力面材ダイライト構法を採用し、強度と耐久性を高めています。

ご希望の方には構造材や金物、断熱材の仕様が明確に分かる資料もご提供可能です。